櫻井よしこや産経新聞って、
なぜ間違ったことしか言わないんだ!?
昨日の憲法記念日、櫻井が代表を務める
改憲団体が集会を開き、
「96条」を改正して改憲のハードルを
下げるよう主張したそうです。
既に「小林よしのりライジング」号外
http://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar200636
でも詳述し、当道場ブログでも
でも詳述し、当道場ブログでも
高森、泉美両師範が書いていますが、
「96条改正」はインチキです!
日本の改憲手続きは
決して非常識なほど
難しいわけではありません。
決して非常識なほど
難しいわけではありません。
例えばアメリカでは上下両院それぞれ
3分の2以上の議員の賛成に加え、
全米50州のうち4分の3以上の州議会の
承認が必要です!
自民党が行おうとしている
改憲手続きの緩和は、
立憲主義そのものの破壊です!
産経新聞は今日の紙面で、
「諸外国は柔軟に憲法を変えており、
日本国憲法は『世界最古の憲法』だ」
という記事を載せています。
相も変わらぬ
「世界に比べて日本は遅れてる!」
というグローバル村人根性を
煽る記事ですが、これもインチキです!
このことも「ライジング号外」で書いていますが、
憲法には「原理」と「準則」があります。
「原理」は国の重要な基本・性格に関わる価値・原則
「準則」は例えば大統領や議会の任期などを定めた
具体的ルールであり、
諸外国で「柔軟に改正」されているという憲法は
そのほとんどが「準則」であり、
いずれも、日本と比べても決して低くはない
改憲手続きを経て改正されています。
また、「原理」が改正されることは滅多になく、
フランスでは1789年の人権に関する宣言を
今でも違憲審査の基準として使っています。
改憲したければ、現行のルールにのっとり
粛々と議論すればいいだけ。
権力を縛る道具である憲法を、
権力者が変えやすくしようと
言い出すなんてもってのほか!!
権力者が変えやすくしようと
言い出すなんてもってのほか!!
産経新聞が先日発表した憲法改正案では、
驚いたことに皇統を「男系」に限ると書いていました。
そんなことを憲法に決めたら、
将来的に確実に皇統は断絶します。
産経新聞・自称保守派が
行なおうとする憲法改正は、
立憲主義の破壊と皇統断絶を
目指しているのです!!